甘やかす親の特徴とその影響とは?過保護との違いはこれ!

甘やかす親の特徴 過保護との違い 子どもとのコミュニケーション

甘やかす親の特徴とその親に育てられた子供の影響はどうなのかお伝えします。また過保護との違いは何なのかについても書いています。自分では気が付かないうちに甘やかしていたかも?と疑問に思うママも多いです。私自身のこんな時はこうしたほうが良かったのかもしれない、という後悔の体験談も書いていますので読んでみてください。特徴を知ってバランスのとれた子育てをしていきたいものですね。

この記事で分かる事!

●甘やかしてしまった体験談が読める
●甘やかす親の特徴にはどのようなものがあるのかが分かる
●甘やかす親に育てられた子におこる影響と特徴が何かが分かる
●甘やかすと過保護の違いがわかる
●関連した質問コーナー
1,親に甘えられずに育った人の特徴とは?
2,やばい親の特徴とは?
3,子離れできない親とは?
などちょっと聞いてみたい内容を簡単に知ることができます!

甘やかしてしまった体験談

私の息子が小学校低学年のころの話ですが、これやりたい!あれもやってみたい!これ欲しい!などとにかく意欲的になってきて親としてはそれが嬉しくてできるものは何でもやらせてあげようと思っていたんですね。だってそれまでは引っ込み思案で自分から何かやりたいと言い出したことはほぼなかったのです。

ですので、何でもやりたがる息子が可愛くてとにかく要望に応えてあげよう!とひっしでした。習い事はサッカー、塾、ピアノ、水泳、自分からやりたいと言い出したので全部通わせました。家計は大変でしたが息子の喜ぶ顔が見たくて何でもいう事を聞いてしまっていましたね。

出来ないと言って悲しい顔をされると、なんだかかわいそうになってしまって欲しいと言ったものは買ってあげたり、今考えるととにかく甘やかしていました。

だんだん家の中でもわがままな態度が目立つようになって、私が怒って注意することが増えたのです。
何でも自分の思い通りになる、というような態度が頻繁に見えるようになって、あっこれはまずいなと気が付きました。

その後は子どものために心を鬼にして、買わないものはキッパリ買わないよ、と毅然とした態度で伝えるように心がけました。でもちょっと心がグラつくと買ってあげたくなっちゃうんですよね。親も大変ですよね、、、

でもやっぱり子どもの将来を考えたら、親が今のうちに甘やかさずにルールを決めたり、ダメなものはだめとしっかり伝えることが大事ですね。自己中心的考えではどこに行ってもいい結果は望めそうにないので、これからも心を鬼にして自分を律して頑張らないとな~と思ってます。

私はそんなに出来た人間じゃないのでなかなか大変なんですけどね。

以下には専門家としての見解を書いていますが、人間なので出来る事から少しずつ続けていきましょう~♪

甘やかす親の特徴

すぐに欲しい物を与える: 甘やかす親は、子供の要望や願望に対して非常に寛容で、すぐに叶えようとします。例えば、子供がおもちゃやお菓子を欲しがると、即座に購入してしまうことがあります。

要求に応じることが多い: 甘やかす親は、子供が何かを求めた際に、頻繁にその要求に応じます。これは物質的な要求だけでなく、特別な扱いや特権を与える場面でも見られます。

ルールが甘い: 甘やかす親は、子供に対して厳格な規律を敷かないことが多いです。子供がルールを破っても、それを怒らないことが多いです。子供がやりたいことを許してしまうこともあります。

子供の責任を軽減: 甘やかす親は、子供の責任を軽減し、あまり困難な状況にさせません。宿題や家事の手伝いなど、子供が成長するための責任を果たす機会が減少します。

愛情を示すことが多い: 甘やかす親は、愛情を豊富に表現し、子供に対して常に肯定的な反応を示します。この点では、愛情深い親であることが素晴らしいことですが、過度に甘やかすことでバランスが崩れることがある点に注意が必要です。

子供の意志を尊重: 甘やかす親は、子供の意志や選択を尊重し、できるだけ自分で決めさせようとします。これは、子供の自己主張力を高める一方で、適切な指導や教育が不足することもあることに留意が必要です。

甘やかす親の特徴は、子供への愛情や思いやりから生まれるものであり、親の意図が良いものであることも多いです。ただし、過度な甘やかしは子供の成長や発達に影響を及ぼすことがあるため、バランスを保つことが大切です。親は愛情を示しつつ、子供に対して適切な指導と規律を提供することが望ましい育児スタイルです。

甘やかす親の影響

まず、対価によって子供をコントロールしようとする事が増えると、子供は「お菓子が欲しい時は泣けばいい」といった考え方を学習してしまいがちです。このような対価によるコントロールは、子供に努力を学ぶ機会を奪ってしまうことがあるのです。

また、何でもかんでも欲しいままに願望を認められる習慣がついてしまうと、将来的には子供が物や金銭を大切にしない傾向が高まります。これは、欲しいものを何でも手に入れる簡単さから、価値観が一般的なものとかけ離れたものになってしまう可能性があります。

さらに、甘やかされた子供は欲求不満に耐えることが苦手で、我慢や集中力の養成が難しいことがあります。また、自分勝手な自己中心的な行動を取る傾向も高まります。

したがって、甘やかす親の影響を理解し、バランスの取れた育児を心がけることが、子供の健全な成長にとって重要です。

甘やかす親に育てられた子供の特徴

・自己中心的な傾向がある
・権威に対する尊敬が欠ける
・短期的な快楽を追求する傾向がある
・自己肯定感が低く、自信がない
・責任感が薄く、他人に依存する傾向がある

ただし、甘やかす親に育てられたからといって必ずしもこれらの特徴があるわけではありません。また、親の育て方だけで子供の性格が決まるわけではなく、環境や遺伝子なども影響を与えます。

甘やかす親と過保護な親の違い

甘やかす親と過保護な親の違いは、子どもに対する接し方にあります。

甘やかす親は、子どもに対して要求が少なく、自由にさせてしまいがちです。

それに対して、過保護な親は心配が強いため、子どもを守ろうとするあまりなんでも先に手を出してしまい、子供の自立心が育たない可能性が高いです。

つまり、甘やかす親は子どもを自由にさせすぎる傾向があるのに対し、過保護な親は子どもを過剰に守ろうとする傾向があると言えます。

甘やかす親が陥りやすい失敗例

子供の責任感を奪う:甘やかす親は、子供に責任を持たせずに自分がすべて解決してしまうことがあります。これによって、子供は自分で問題を解決する能力を身につけられず、責任感を奪われる可能性があります。

寛容になる:甘やかす親は、子供を自由に育ててしまう傾向があります。ルールやマナーが身につかず、成長するにつれて自己中心的になってしまいがちです。

子供を批判しない:甘やかす親は、子供を批判することができません。これによって、子供は自分の欠点を知らずに育ち、成長する機会を逃す可能性があります。

規律を守らせない:甘やかす親は、子供に規律を守らせることができない傾向にあります。これによって、子供は自分の行動に責任を持つことができず、社会的なルールを守ることができなくなる可能性があります。

以上のような失敗例に陥ることがあるため、甘やかす親は、子供に適切な指導を行い、自立心を育むように心がける必要があります。

甘やかす親が家庭内コミュニケーションに与える影響

甘やかす親は、子供に対してとても優しくて、何でも許してしまうことがあります。これが家庭内コミュニケーションにどのような影響を与えるか、詳しく見てみましょう。

子供の主張が通りやすい: 甘やかす親は、子供が何を言っても、すぐに叶えてしまうことが多いです。だから、子供は何かを欲しいときや意見を言うと、必ず通ると勘違いをしてしまいます。

ルールや約束を重視しない: 甘やかす親は、ルールや約束をあまり厳格に守ることを重要視しないことがあります。これが、家庭内のルールを守ることが難しくなることにつながります。

コミュニケーションのバランスが乱れる: 甘やかす親は子供に対してとても優しいので、時に他の家族とのバランスが崩れることがあります。他の家族とのコミュニケーションが減少し、子供が特別扱いされることがあります。

感謝の意識が低くなる: 甘やかされた子供は、何でも簡単に手に入ることに慣れてしまうため、物事を大切にする感謝の意識が低くなることがあります。

大切なのは、家族みんなが平等にコミュニケーションをとり、お互いを尊重し合うことです。親が優しいことは素晴らしいことですが、ルールや約束も守り、家族みんなが協力し合うことが、良い家庭内コミュニケーションの大切な要素です。

ちょっと聞いてみたい!関連した質問コーナー

親に甘えられずに育った人の特徴とは?

親に甘えるというのは、何か買ってもらうとか豪華な旅行に連れて行ってもらうとかではなくて、ただたんに話をきいてもらうとか、寝る前にお布団かけて~と言ってくるなどが甘えになります。

そういった甘えられずに育った人は、
・どこか不安定
・思ったことを話せない
・人に頼れない
・孤独感がある
こんな特徴がある人が多いです。

親は愛情たっぷりに育てたつもりでも、実は全く子供に伝わっていなかったという事もあります。

やばい親の特徴とは?

やばい親というのは、その親自身も何か抱えているものがある場合が多いのですが、本人がそれに気が付いていない場合が多いのです。怒りは強いところから弱いところに流れますので、どうしても大人から子供にいってしまう事があります。怒りが多い人はそれだけ何かに反応しているのでやばい親になってしまう確率が高いです。

特徴としては
・子どもを支配下に置く
・子どもに八つ当たりをする
・子供の行動をいちいち否定する
・親の言いなりにさせる
などがあります。

子供と親は別々の人生なので、横からそっと見守る程度にするのがいい距離感かなと感じます。

子離れできない親とは?

子離れできない親の特徴
・趣味がない
・自立していない
・自分の人生を歩んでいない
・いつまでたっても子供中心の生活
・自分の考えがない

子供が生まれたら育てるのに夢中で気が付いたら何がやりたいのか分からなくなっていた。というママも多いです。子どもが大きくなる前に、徐々に仕事や趣味を見つけて増やしていきたいですね。押し活はかなりおすすめです。

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