子どもの自己肯定感を高めるには?

子供の自己肯定感を高めるには? 自己肯定感

自分を否定して生きていくのは大変です。
自己を否定していると他の人も否定してしまうので、自己を肯定できるようになって欲しいですね。

自己肯定感を高めるには次の方法がありますのでできることから試してみてください。

才能や興味に焦点を当てる

子どもが得意なことや興味を持っていることに注目し、それを伸ばす機会を提供すると良いです。

例えば勉強でも得意ではない科目を伸ばして得意科目に追いつかせようとするよりも、今得意でできる科目をさらに伸ばそうとするほうが効率的です。嫌なものを強化してもなかなかいい結果につながりませんが、得意なものをさらに伸ばすと、不得意だった科目も上がってきます

なので今現在出来ているものや好きなものを伸ばしてくのがおすすめです。大人でも苦手な事を克服するって大変なんですよね。克服できればそれは好きな事へと変わる可能性は大なのですが、時間と精神力を消耗しますので、まずは好きな事や得意な事を伸ばすようにするのがいいですね。

好きなことが上手くいって充実してくると不思議と毎日の料理が嫌でなくなったり、嫌いだった洗濯も鼻歌を歌いながら干してみたりと小さくても良い変化があります!

成功を称える

子どもが目標を達成したり、努力をしたということで、それを認めて褒めてあげましょう。

努力や達成を認めて共に喜ぶことは、自己肯定感を高めるためになくてはならないことです。成功したという結果だけにフォーカスするのではなく、その過程の努力もよく見てあげてそこを褒めるようにしましょう。

子どもによって褒められたい箇所が違うので自分の子はどんなタイプか見ておくといいです。結果を見て、やったね~!がんばった~!と一緒のテンションで喜ぶのが好きな子もいれば、どんなところが良かったのか、頑張った内容を褒めて欲しい子もいます。

失敗を受け入れる

失敗や挫折は成長するための材料です。失敗は成功するまでのただの過程ですので、子どもに失敗を恐れずに挑戦する勇気を教えて、失敗から次はどうしようか?と考える事を大切にしてください。

子どもが失敗するのを見守れる親は素晴らしいです。失敗の機会を与えることなく、先回りして手出し口出しをしてしまう親も少なくありません。まずは小さな事からでも口を出す回数を減らすことをおすすめします。

私がやっていたのは、寒い日だけど上着を持っていかない。と息子が言うのでそれ以上いうのはやめました。いつもなら寒いから上着いると思うよ。と私の意見を言ってしまう事も多いのですが、 何も言わないことを少しづつ増やしました。その時はやはり上着がなくて寒かったらしく、次の日は自分でランドセルに上着を詰め込んでましたよ。

そんな小さな事からでも学んでいくことはできるので少しづつ見守っていけたらいいですね

個人の強みを強調する

子どもが特に得意なことや優れた特性を持っている場合は、それを強調して肯定的なフィードバックを与えましょう。

他の人と比較するのではなく、彼ら自身の進歩と成長を重視するように心がけてください。子供の個性を見つけてそこを伸ばせたらいいですね。本人は当たり前のようにやっている事でもスゴイことの場合もあります。何でもいいので発見して伝えてあげられたら強みに繋がりますね。

コミュニケーションを大切にする

子どもとのコミュニケーションを常にとり、子供の感情や思いを尊重して聴くことが重要です。

聞く、質問するという事ばかりではコミュニケーションにはなりませんので、時にはただ聴くという事がとても大事です。

言い訳だったとしても、とにかく最後まで聴く。あなたはそう思ったんだね。そんな思いがあったんだね。と聴いてから、伝えたいことがあったらそこで始めて伝えます。それまでは黙ってしっかり聴きましょう。

聴くってシンプルだけど時にしんどいのです。でも子供の思いに寄り添う事で何かあったら相談してくれるようになりますよ。

愛情とサポートを示す

子どもが自己肯定感を高めるためには、愛情とサポートが欠かせません。愛情の伝え方は様々ですが、ハッキリ言うのが分かりやすいですね。

「大好きだよ」とか「生まれてきてくれてありがとう」と思っていてもなかなか言いづらいことは、言わないと伝わりませんので我が子には照れずに言いたいものですね。

これらの方法は、子どもの自己肯定感を高めるために有効ですが、個々のニーズと個性に合わせたアプローチをとることが重要です。

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