子どもに、この内容だけは大事内容なのできちんと話しておきたい!そんな時に限って聞いてくれない。そうなると困ってしまいますよね。こんな時にこちらの話をしっかり伝えるにはどうしたらよいのでしょうか?
何個か例をあげましたのでお子さんの年齢や状況に合わせて使えるものがあったらとり入れてみてください!
分かりやすい言葉で伝える
子供に対して、話を聞いてほしい理由や重要性をわかりやすく説明してみてください。 子どもがなぜその話を聞く必要があるのかを理解することで、関心を持って聞いてくれる可能性があります。
普段何気なく使っている言葉でも子どもには理解できない言葉もあります。経験値もまだ少ないので想像もできない事も多々あります。できるだけかみ砕いて伝えることを心がけましょう。
例えば、幼稚園ぐらいの子どもに普通に「パパはお仕事で会社に行ってるんだよ。」と言っても、幼稚園児には会社がどんな場所かも分からないですし、仕事がどんな事なのかもわかりません。全て説明する必要はないですが、たくさん机が置いてあってたくさんの人がパソコンを使っているんだよ。など、出来る限りで大丈夫ですので、かみ砕いてみると伝わりやすいです。
目を合わせてコミュニケーションをとる
子どもと目と目を合わせ、注意を引くことが大切です。
子どもは視覚刺激に敏感であり、目を見つめられることで話に集中しやすくなる場合があります。子どもはママの雰囲気は分かります。真剣に目を見て伝えると子供もその雰囲気を察知して聞いてくれます。
ただ、子供が他のことに興味を示している時や遊んでいる最中など明らかに聞く耳を持っていない時は避けたほうがいいです。聞く状態ではない時に話しかけられても話は入ってきません。子どもは1つの事しか集中できませんのでタイミングも考えて話すといいですよ。
話の長さを適切に調整する
子供は年齢に応じて話の長さや内容に適したものを求めます。
話が長すぎると飽きてしまうか、考えられなくなることがあります。年齢の理解度に合わせて話の長さを調整してください。
また、怒って感情的に話しても子供には怒られたという事実だけが残り、話の内容は入ってこないので伝えたい事を話す時はママが冷静な時にしましょう。そして子供が分かる簡単な言葉で端的にまとめます。これが案外難しいので、話の途中で「分かったかな?」と確認しながら話を続けてもいいですね。
子どもが興味を持ちそうな要素を取り入れる
子供が興味を持ちそうな要素や取り入れて話を展開することで、関心を得ることができます。
幼稚園や保育園の先生はこの方法に長けているのですが、実際に自宅で一人でやろうとするとかなり面倒なことになります…子供の興味を引きつつ伝えたい内容をそこに盛り込む。出来たらとてもいいのですが慣れていないと難しいです。
好きな人形やキャラクターがあればそれに母親がなりきって話してみるのも1つの手ですね。
案外あっさり聞いてくれることもあります。
お互いに話せるようにする
片方だけが話すのではなく、子供との対話形式にすることで、自分にも関わりがあるという事を高めることができます。
他人事ではなく自分の事として捉えることができます。子供に自分の考えや意見を考える機会を作り意見交換ができるにしましょう。さらに子供に対して質問をして、意見や考えを引き出すとよいでしょう。
ただ年齢が低いと自分の考えを伝えるの難しいです。小学生ぐらいになると意見交換ができるようになります。
質問は単純な「はい」や「いいえ」で答えられるものではなく、開放的な質問や意見を求める質問を使います。例えば、「どう思う?」、「なぜそう思うの?」、「どうすればいいと思う?」などの質問です。
1番のポイントは子供の意見を否定しないで聞くことです!子供はまだ社会経験が浅いので考えも大人のようにはいきません。突拍子もない内容を言うこともありますが、そう思うんだね。自分の意見が言えたね。など1度肯定して、話を聞いてからママの伝えたい内容を言いましょう!
子供の話を積極的に聞く
子どもの話を普段から聞いていると、こちらの話も聞いてくれるようになります。
子供が話しだしたら「うん」「そうなんだ」「そう思ったんだね」など聞いているという行動をしっかりとりましょう!聞いてくれていると分かると、さらに話が進みます。
スマホやテレビを見ながら話を聴くのはNGです。しっかり話をする時だけでも子どもと向き合って話しましょう!
まとめ
日常的に、子どもの話を最後までしっかり聞いていれば、大きくなってからもこちらの話も聞いてくれるようになります。
会話はお互いにやりとりをするキャッチボールのようなものなので、相手が何を言っているのかしっかり聞いた上でとんちんかんな答えを返さないようにしましょう。何を伝えたいのか分からなときはそれでどう思ったの?など聞き返しても大丈夫です。
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