自分の話にすり替える母親の3つの対処法

自分の話にすり替える母親 子どもとのコミュニケーション

自分の事を話し始めたのに、途中からお母さんの時代は、、、とか私の場合は、、、などすぐに自分の話にすり替えて話を進める母親。毎回やられるとイライラしませんか?

そんな時の対処法を3つお伝えします。いらいらから解放されましょう~!

母親が自分の話にすり替える原因

なぜ話を最後まできかずに途中で遮るのか、と疑問になるかもしれませんが、会話を最後までしっかりきける方のほうが断然少ないのです。

話をきくというのはもはや技術です。話をきくという事に関して知識があるか、子供の頃に話をよくきいてもらえたという体験がある方などは人の話を最後まできく事ができます。

ただ、特に学んでいなかったり、コミュニケーションが苦手な人だと無意識に自分の話に変えてしまう事はあります。

原因として上げられるといえば

・自分と他人の境界線が引けない
・我が子だからと気を許している

ぐらいでしょうか。

境界線が引けないというのは元々の性格と言ってしまうとそれまでなのですが、認識の違いもあります。

共感のつもりで、
それ分かる!お母さんもそうだったよ~!と共感したつもりが、
そこから母親の話が長くなってしまい結局は話を泥棒した状態になっているという事もあります。

どっちにしろ、話し手としては話をしたかったのに逆に聞き手になってしまいモヤモヤして終わります。

境界線が引けないと、相手の話をその人の出来事として捉える事ができないので、全て自分の事として聞いてしまうのです。なので自分の話にすり替えてしまうという現象がおきます。困ったものです本当に。実は我が家もそうなので、、、

自分の話にすり替える母親の3つの対処法

対処法は本当に対処法です。

根本的に直す事は、本人が気が付いて何とかしたいと思わない事には解決できないのですが、なかなか本人が気がつく事はありません。

そこを踏まえて3つの対処法です。

①母親と距離を置く

出来るのならこれに尽きます。

一緒に住んでいて距離を置けないという場合でも、自分からあまり話をしないようにする事で少しは嫌な思いをしなくて済みます。

境界線が引けない人は自分の事と他人の事が一緒になってしまいます。

あくまでもこれは相手の話で、自分とは状況も違うし感じ方も違うから同じではない、という考えにはならないのです。

母親以外の話を聞ける人に相談しましょう。何回話しても結果はおそらく同じですので距離を置くのが最善策です。

②最後まで黙って話を聞いてと伝える

どうしても聞いて欲しい話の場合は、最初に大事な話だから最後まで聞いて、それから思った事を言ってくれる?とお願いします。

ただ毎回は無理なので本当に大事な話の時だけに使う事をおススメします。

③無反応になる

少し荒業なのでやりすぎると、何で聞いてないの?となる場合もありそうなのでケースバイケースです。

人は反応がないと辛いと感じます。たとえ、あまり良くなかったな~と言うようなネガティブな意見でも全くの無反応よりもいいのです。どこが良くなかったのか聞いて改善できますからね。でも無反応というのはどうなのかさっぱりわからない状態です。

話しているのに無反応だった場合はだんだんそれ以上話す気がなくなります。

あからさまに聞かないとなると揉めそうなので、スマホを見るとかテレビを見るなどして、
話をすり替えられてその先聞きたくない場合は、反応しないようにしましょう。

体験談

我が家の場合ですが、母親は自分の考えが1番合っているという考えの持ち主です。
自分の常識が他人の常識。自分がいいと思ったものは他人もいいと思うはずという思考ですので、人の話を自分の話にすり替えたところで特に何も感じていません。というか気が付いていません。

ただ、以前にこんな会話がありました。
登場人物は3人。私(40代)、私の母親(70代)、親戚のおばさん(50代)

:幼稚園の頃は習い事をたくさん行ってて大変だったよ。

親戚のおばさん:そうなんだ、たくさん通ってたんだね~何個ぐらい通ってたの?

:え~とね、3,4個だったかな?嫌々行ってたのもあったよ。

親戚のおばさん:辞めたいって言えば良かったのに。

私の母親:習い事といえば送り迎えが大変だったよ。

親戚のおばさん:えっ自分の事?今自分の話じゃないでしょ。

私の母親:あっそう、そうね…

この爽快な会話どうでしょうか?

おそらく第三者が入ったことで、母も気が付いたのかもしれません。
この会話は話をすり替えたわけではありませんが、常に自分の事を話したいと思っている母にとっては、親戚のおばさんに今自分の話じゃないでしょ、とハッキリ言われて驚いたようでした。

あきらかに会話のキャッチボールが出来ていませんでしたから、親戚のおばさんも思わず言ったようでしたが、ナイスツッコミ!と思いました。

もしかしたら、親子の会話の中にももう一人第三者が入ると変化があるかもしれません。

大事な話の時は、立会人がいると話がスムーズかも!

とは言っても母親の本質は変わらず、今後も思いやられそうです。何歳になっても親子のコミュニケーションは難しいものですね。

でもイライラしている時間がもったいないので、うまい具合にスルーして明るく過ごしましょう♪

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